R Shiny を使ってWebアプリを作って動くまでやってみる(4)プロジェクトの設定

本シリーズでは、「心理学の尺度開発」に特化した、GUIベースの統計処理ソフトを作り上げることを目指しています。

本日は、関連するプログラムの格納場所となる「プロジェクトホルダー」の設定です。

作りながらUPしていますので、ご指摘など歓迎です。

はじめに

Shinyのチュートリアルは一度はやった方が良いと思います

プロジェクトの設定

まずはプロジェクトとしての登録です。

Shinyのアプリはプロジェクトとして登録しておくとファイル間の紐付けなどが容易になり管理がしやすいので登録しておきます。

まずメニューの[File] -> [New Project…]で設定画面を開きます。

続いて第(2)回で作ったファイルホルダーをプロジェクトに紐付けます。上記の画面から[Existing Directory]を選択します。

続いて以下の画面のように、先に作成した”PsychoScaleDev”フォルダーの場所を{Browser…}ボタンを押して指定してディレクトリーの設定をしたら、{Create Project}ボタンでOKです。

すると次のような何もない画面が出てくるのではないでしょうか。

心配は無用で、前回作成した[ui.R]と[server.R]は紐付けられています。実際に[File] -> [Open File]をしてもらうとこれら二つのファイルがあると思います。それらを開いてみてください。

こんな感じで出ていればOKです。これで今回のプロジェクト関連の一連のファイルを入れておくホルダーがプログラムと紐付きました。

次回以降はファイルホルダーから以下の[PsychoScaleDev.Rproj]を開けばOKです。